お知らせ
弁護士による契約書チェック
離婚も想定しながら結婚する人、いませんよね(たぶん・・・)。でも、契約を結ぶときには、その「常識」、当てはまりません。必ずうまくいかなかった時を想定して、条項を定めます。
ひとつは、相手方が義務をきちんと履行してくれないとき。例えば、商品を引き渡してくれないとき、作業がいい加減なときなどなど・・・。相手方の経営が傾いて、もう義務を履行できそうにないという場合もありますね。
もうひとつは、こちらの方が契約から抜けたくなったとき。ビジネス環境は刻一刻と変化しますので、周回遅れの事業にいつまでも拘束されること自体がリスクです。一回限りでない継続的な契約関係の場合、「出口戦略」はとても大切です。
特に中小企業で遭遇する陥りやすいミスとしては・・・
✓ 証明の難しい事象を「条件」としている。
✓ 期限の利益喪失条項が定められていない。
✓ 文言が一義的でない(幾通りかに読めてしまう)。
✓ 契約から離脱する方法が定められていない。
✓ 相手と連絡が取れなくなった場合を想定していない。
などは、ごく一部。契約書を取り交わす前に、弁護士にチェックしてもらうのは、もはや常識です。
くれたけ法律事務所では、比較的定型的な契約書については、スピーディーにチェックします。一方、個別性の高い契約書については、事業の内容や想定されるリスクなどをよくうかがったうえで、きめ細かく助言しています。
お気軽にご連絡ください。