法律情報コラム(法人)
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取引先から裁判をおこされたら
紛争ごとは、とにかく早期に対応することが重要です。取引先との間で何か問題が生じたら、できるだけ早く、契約書や関係書類を持って、ご相談ください。
取引先ともめていたが、どうしていいか分からずに放置していたら、突然裁判を起こされたという相談もお受けしますが、そのようなことがないように、早め早めの対応を心がけましょう。
ただ、裁判が起こされたからと言って、即座に大変なことになるわけではありません。
裁判でしっかり当方の主張、立証をしていくことが重要です。
その際、証拠として何よりも重要なのは、契約書です。取引のスタート時には、通常、両者円満・良好な関係があることが通常なので、取引に関する契約書の取り交わしもせずに、発注書、請書のみで済ませてしまうということもままあります。
もちろん、スタート時にしっかりとした契約書を締結しておくことがベターですが、契約書を取り交わしていなくとも、ほかにも取引に関して証拠となりうるものはございますので、常日頃から関係書類の整理、保存をしておくことが重要です。