法律情報コラム(法人)
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労働基準法に違反すると
「労働基準法に違反する」と聴くと、「労働基準監督署(労基署)が来る」と想像される方は多いかと思います。
労働基準法は、労働者の労働条件の最低限度を定めた法律で、労働基準法に抵触する場合には、刑事罰が科されます。ですので,警察などの捜査機関が,捜査をして刑事裁判になるということになりそうですが,刑事罰を科すだけで労働者の労働条件が確保されるわけではないので,労基署を設置し,刑事罰を背景に、労基署が使用者による労働条件の適切な設定・確保を監督する業務をも行うことになっております。
労基署が来るということは、最悪の事態において刑事罰が科される場合があります。ですので適切に対処することが必要で、刑事弁護活動をも行いうる弁護士にご相談頂くのが適切と思われます。